
「菜の花が地球を救う!」に夢をたくして 富田孝好

菜の花の素晴らしい景観、美味しい菜種油、農地が活用された、新規就農者が立派にやっている、廃油で町の車が動いている、・・・・・
このように菜の花プロジェクトは多様で具体的な成果を期待できる運動です。しかし、なによりもこの運動に期待したいのは、他世代の多様な
階層の人々が互いに交わり、絆をつなぐ、そのことによって日本社会の協同と連帯が深まり、広がるということです。
「菜の花プロジェクト」は「人の心を耕すソーシャル・エコ・ファーム運動」でありたいと考えます。
21世紀初頭のこの時代、ささくれ立ち、孤独に悩み、生きあぐねる人々が、この運動の中で自然のいのちの連鎖に触発され、自らが生き、かつ生かされていることを実
感する。そして、自然とのつながり、人との絆をより一層強めるために、自らが自発的・積極的に運動の渦の中に飛び込んでいく。そして失いかけた人々の「働く場」「遊
ぶ場」「学ぶ場」や「暮らす場」そして「祈る場」を地域の自然、地域コミュニティーの中に再発見していく。
そのようないのち溢れる運動を展開していきたい。そのことを通じて社会連帯活動を豊かに育み、生きがいを持って働ける協同労働の事業をも育てていく取り組みを語ります。
富田孝好
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事
ろうきょう菜の花プロジェクト全国ネットワーク事務局長
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会・センター事業団副理事長、東北事業本部長などを歴任。
2007年より始まった、労協(ワーカーズコープ)が取り組んでいる「菜の花プロジェクト」の中心的役割を担い、現
在まで推進にあたっている。
2011.10.16